新ジャンル「ツンドロ」 キャラクター一覧 ツンドロ:ツンデレ+泥棒。盗みのスキルは∞。 主人公 :という名のキャラ薄いキャラ。 渡辺さん:ゲストキャラ。天然娘。口癖は「あれれー?○○がないよお?」 佐藤さん:ゲストキャラ。渡辺さん萌えの万能クール少女。 ※ゲストキャラはスレに参加してくれた人の作ったキャラです。勝手に拝借してます。 ■1 「いててて、指怪我しちまった」 「何よ、情けないわね。ほら、これ使いなさいよ」 「お、絆創膏なんて持ってるんだ。気が利くんだな。サンキュ」 「バ・バ・バ・バカ言ってんじゃないわよ!  たまたま、そこのコンビニに陳列されてたのが、いつの間にかポケットに入ってただけよ!」 ■2 駅の改札にて。 ツ「渋谷までは……310円ね。さ、行くわよ」 渡「えーっと、100円、200円……って、あれれー?ちょっとまってー。   500円玉もあったはずなのにおかしいなぁ?」 ツ「何、もたもたしてんのよ。相変わらずドンくさいわね」 渡「ねーねーツンちゃん、100円貸して? お金が足りないの。おねがーい」 ツ「ハァ……仕方ないわね。ほら、とっとと切符買いなさい」 渡「わー、ありがとー……これで、100円、200円……ってあれれー?またお金が足りないよお?   なんでー?うーん、まあいっか。ねーねー、ツンちゃん、また100円貸してー。おねがいー」 ツ「ハァ……仕方ないわね。あんた一体、人からいくらお金借りれば気が済むのよ。ほら                                ──以下、ループ ■3 主「なあ、このスレ一気に過疎ってね?」 ツ「ハァ? 馬ッ鹿じゃないの!?   あんたの目、でっかいタピオカで出来てるんじゃない?   よく見なさいよね。フン!」 主「なんだよ、それ。って、あ……あれ? な、何かレスが急に増え──   『おっぱいうp! おっぱいうp!    おい、>>1早くうpしろよw    うひょーおっぱいキタ━━(゚∀゚)━━』    ──す……凄い。いつの間にか盛り上がってる!」 ツ「フン、だから言ったじゃないの。それにしても……男って単純な生き物よね」  ──翌朝。 渡「──ぶはぁ! ハァハァ。うぅーなんだろお   この嫌な感じはーって、あれれー?   なんで私、上だけパジャマ着てないのぉ?   えー?えー!やだぁー恥ずかしいよぉ。もぉ」  ジリリリリリリリ 渡「いっけなーい、学校遅れちゃう。急がなきゃ!」  イソイソ、ヌギヌギ、アセアセ、コツン、……ゴトッ 渡「──あ、あれれー? なんでこんなところにデジカメがあるんだろお?」 渡「うーん、まぁ、いっか。さ、学校行こーっと」 ■4 渡辺さん「ふぇぇん、お財布落としちゃったよ〜。ど〜しよ〜。私の財布〜」 佐藤さん「……(ジロリ)」 ツンドロ「な、なによ。私じゃないわよ。あんたがいるのに、できるわけないでしょうが」 佐藤さん「……(それもそうね)」 渡辺さん「ふぇぇ〜ツンちゃん、佐藤さん、どうしよ〜」 ツンドロ「どうしよう、ってねぇ。まさか、あんただけ置いてくってわけに行かないし……」 佐藤さん「……ちょっと待ってて」 渡辺さん・ツン「?」 佐藤さん「……チチチ……チチ……ヒュロリロ……チチチ……」 ツン「ねぇ、あんた何してん……」 佐藤さん「シッ!……黙ってて。もうすぐ……来る」 「ちゅーちゅー」 「ワンワン」 「ニャー」 「カーカー」 「うひょひょひょー」 ツン「な、何よ。こいつら。何で動物が集まってくるわけ?」 佐藤さん「……チチチ……チチ……ウヒョ……チチチ……」 動物達「……(コクリ)」 ┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛┣゛ 「うひょひょひょー」 渡辺さん「ふぇぇ……佐藤さん〜」 佐藤さん「……大丈夫。今……みんなが探してきてくれる。絶対、みつかる」 渡辺さん「うわぁぁん、佐藤さん、ありがとう〜! ギュッ」 佐藤さん「////……これくらい、なんとも……ない////」 渡辺さん「あれれ〜? ポケットの中に財布が入ってたよ〜?」 ■5 渡辺さん「うわーうわー宇宙ってすごいねー」 佐藤さん「……(コクリ)」 渡辺さん「うわー地球が青いよー。ヤーチャイカ!ヤーチャイカー!」 佐藤さん(パンツ……見えてる……クマさん///) ──警告、警告。高密度物体が接近中。回避不能です。接触まで後30分です。至急、脱出用ポッドで船外へ退避してください。 渡辺さん「え〜どうしよ〜! どうすればいいの? 佐藤さん〜 アワワ、アワワ」 佐藤さん「……落ち着いて。大丈夫。マニュアルどおりにやれば……助かるから」 渡辺さん「ふぇぇ……? う、うん、分かった。 じゃあ、下(ポッド)でまた会おうね!」 佐藤さん「……(コクリ)」 渡辺さん「あれれ〜? 私の宇宙服がないよ〜?」 佐藤さん(遅い……このままじゃ、逃げ遅れる。何してるんだろう、渡辺さん……) 渡辺さん「……佐藤さん、ごめん。遅くなっちゃって……」 佐藤さん「……一体、何してたの、って宇宙服は?」 渡辺さん「それが、ないの。どこにもないの……ふぇぇぇん」 佐藤さん(ないなんて、そんな馬鹿な。でも、もう時間もない。ポッドで脱出して、ステーションに入るには、どうしても一回宇宙空間へ出なければならないのに。どうする。どうすればいい? 考えろ。考えろ、私!) 渡辺さん「ねえ、佐藤さんだけでも逃げて。私は……諦める……」 佐藤さん「……バカッ! 間違ってもそんなこと言おうとしちゃ駄目! 渡辺さんは私が助ける。何があっても(……私の命に代えても)」 渡辺さん「えへへ、ポッドって二人乗りだと狭いね」 佐藤さん「……(む、胸が当たってる……////)」 渡辺さん「でも、これから私たち、どうするの?」 佐藤さん「……いい? 渡辺さん。これからあなたの初めてを私がもらう。これは私たちが助かるための手段なの。け、け、決して、ヤマシイ気持ちでじゃ、な、ないから、い、い、いいわよ、ね?」 渡辺さん「……うん、私……佐藤さんなら、いいよ……」 こうして二人は唇を重ね、宇宙を漂う十数秒の間、肺の空気を交換し合った…… 渡辺さん「あれれ〜? 佐藤さん、すごく幸せそうな顔して居眠りしてる〜」 ( ^ω^)「ところでツン、どうして宇宙服を着てるんだお? おっ。おっ」 ■6 とあるお昼休みのこと。 ( ^ω^)「お。お。お腹すいたお。でもお弁当忘れたお」 渡辺さん「あれれー? わたしのお弁当がないよお?」 佐藤さん「(ここは私が……あれ? お金がない……)」 ツンドロ「ハァ……仕方ないわね。あんたたち、ちょっと待ってなさい」 そう言って、ツンドロは教室から立ち去った。 ……その十分後。 屋上へ呼び出された一行が見たものは、まるでパーティのような料理の山だった。 ( ^ω^)「お。お。見たことない料理が沢山並んでるお」 渡辺さん「うわー、すごーい。ツンちゃん、これ食べていいのぉ?」 佐藤さん「…………(ジュルリ)」 ツンドロ「うるさいわね、これは、私が一流ホテルのフルコースを食べたかっただけよ。      ただ、一人じゃ食べきれないから、ひもじそうなあんたたちに恵んであげようって思っただけ。      勘違いしないでよね!」 ( ^ω^)「もちろん、いただくお。ツン、ありがとうだお」 ツンドロ「お、おしゃべりで口を動かす暇があったら、とっとと食べなさいよね!      お昼休みもそんなに時間が残ってないんだから////」 一流ホテルのシェフ「あれれー? アラブの国賓をもてなすフルコース料理が全部ないよお?」